3学期の始まりと友だちとの関わりの重要性をお話ししますね。
多くの学校で3学期がスタートしましたね。この時期にぜひ取り組んでほしいのが、友だちとの関わり方です。良好な友だち関係を築くことはとても大切なことです。
3学期のスタートと友だちとの関係の大切さ
3学期は1年間の締めくくりの時期です。友だちと一緒に委員会や係の活動を通じて目標を達成することで、絆が深まります。また、休み時間や放課後に友だちと話したり遊んだりすることで、コミュニケーション力も育まれます。進級や卒業に向けて、しっかりとした友だち関係を築くことが次のステップへの準備となります。
友だち付き合いの難しさ
しかし、友だち付き合いがうまくいかないことも多いです。子どもの友だち関係について心配する親御さんは多く、子どもが友だちと良好な関係を築けるように願うのは共通の思いです。例えば、以下のような問題があります。
- 思い通りにならないとすぐに怒ってトラブルになる
- 言葉より先に手が出てしまう
- 勝ち負けにこだわり、負けると怒る
このような状況では、親としても心配が増すばかりです。子どもが友だちと仲良く過ごしている姿を見るのが一番の喜びですよね。しかし、こだわりが強かったり、多動が激しかったり、友だちの気持ちを理解しにくかったりする場合もあります。また、特に目立った特性がなくても、友だち関係がうまくいかないこともあります。小さな特性が複雑に絡み合い、結果的に友だち付き合いが難しくなっているのです。
3学期は友だちとの関わりが深まる時期
3学期は友だちとの関わりがより深まる時期です。1年間を通して一緒に過ごしてきたことで、お互いのことがよくわかってくる時期でもあります。特に小学校低学年では、3学期に求められる力は次のようなものです。
- 仲間の気持ちを考え、受け入れる
- 仲間と協力し合って達成感を味わう
- 仲間同士認め合いながら絆を深める
これらは非常に高度な力です。発達に凸凹のあるお子さんにとって、「友だちとうまく付き合う」ということが前提となり、さらに「協力し合う」ことが求められます。今の時点で友だち付き合いがうまくいっていないと感じる場合は、注意が必要です。