休み明けのテンションを抑えて穏やかに過ごす方法は?親子でリラックス!

休み明けのテンションを抑えて穏やかに過ごす方法は?親子でリラックス! お悩み

土日や長期休暇が終わり、スムーズに日常に戻りたいと考える親御さんも多いでしょう。

休み中は家でゆっくり過ごしたり、外出して楽しんだりと充実した時間を過ごせたと思います。

しかし、お子さんのテンションが高まりすぎると、落ち着きを欠いてしまうこともありますよね。

リセットの時間を持つことが大切

特にテンションが高くなると行動が制御しにくくなるお子さんは、休み明けに調子を崩しやすいです。そんなお子さんには、学校が始まる前に気持ちを整えるリセットの時間を持つことが重要です。

規則正しい生活リズムを取り戻す

休み中に夜更かしや遅寝遅起きをしていた場合、平日の生活リズムに戻すことが大切です。寝る時間や起きる時間を少しずつ調整して、学校や幼稚園の始まりに備えましょう。例えば、休みの最後の数日は通常の登校時間に合わせて起床する習慣をつけると、スムーズに移行できます。

落ち着いた環境での時間を作る

休みの間に興奮しすぎた場合、静かな時間を設けることでリセットができます。読書やパズル、お絵かきなど、静かに過ごせる活動を取り入れてみてください。また、リラックスできる音楽を流したり、親子で一緒に深呼吸や簡単なヨガをするのも効果的です。

予定を立てて段階的に戻す

いきなり日常のペースに戻るのは難しいこともあります。休み明けの数日間は、徐々に日常のスケジュールに戻すための段階的な計画を立てましょう。例えば、初日は軽めの活動を中心にし、徐々に宿題や習い事などの通常のスケジュールに戻していくことで、無理なく適応できます。

怒るのは逆効果

テンションが上がると行動のコントロールが難しくなるお子さんに対して、怒ることは逆効果です。特に行動面で特性の強いお子さんは、抑制力が弱く、テンションが上がることでさらに行動の抑制が効かなくなってしまいます。その結果、普段以上に言うことを聞かなくなったり、激しく動き回ったり、大声を出したりすることが増えてしまいます。

このような状況で「言うことを聞きなさい!」「静かにしなさい!」「やめなさい!」と叱ることは逆効果です。これらの言葉が刺激となり、さらに言うことを聞かなくなったり、やめてと言ったことを繰り返したりしてしまいます。特に長期休暇明けなど、多くの大人に囲まれたり、楽しいイベントがあった後は、行動が荒れがちです。「少し調子が良くなったかな」と思った矢先に、また悪化してしまうこともあるかもしれません。

休み明けを穏やかに迎えるためのリセット時間の重要性

休み明けにスムーズに日常に戻るためには、リセットする時間を取ることが大切です。私自身も毎年、休み明けが怖かったです。休みが始まるのは嬉しいけれど、終わるのがとても恐怖でした。

毎日のように「言うことを聞きなさい!」と怒っていましたが、怒れば怒るほど、やってほしくない行動が増え、指示が通らなくなり、私自身のイライラも増していくばかりでした。この悪循環を繰り返してきたため、休み明けの1週間から2週間はそわそわと落ち着かない期間が続くことが恒例となっていました。

現在では、休み中も落ち着いて過ごせるようになっています。まず注意することは、怒っても効果がない場合は怒るのをやめましょう。そして、できていることをたくさん褒めてあげてください。

落ち着くための方法

私が実践していたのは、静かに落ち着いてゆっくり気持ちを整える時間を作ることです。お布団に入ってから、電気を消して暗い中で、娘の赤ちゃんの頃の話を物語風に聞かせていました。娘も自分の赤ちゃんの頃の話が大好きで、落ち着いて集中して聞いてくれました。その結果、気持ちが穏やかになるのです。

お子さんの好きなお話をしてあげるのが良いでしょう。また、お風呂をいつもよりゆっくり入るのも効果的かもしれません。お風呂にゆっくり浸かることで体がリラックスし、心も穏やかになります。

さらに、リラックスする時間を設けるために、親子で一緒にゆったりとした時間を過ごすこともおすすめです。例えば、一緒に絵本を読んだり、静かな音楽を聴いたりする時間を作ると良いでしょう。子どもが好きなアクティビティを取り入れることで、気持ちがリセットされ、穏やかに休み明けを迎えることができます。

他にも、子どもが好きなぬいぐるみやおもちゃを使って、安心感を与えることも有効です。子どもが安心できる環境を整えることで、落ち着いて過ごすことができるようになります。

お母さん自身もリラックスを

子どもがリラックスするためには、お母さん自身もリラックスすることが重要です。お母さんがリラックスしていると、子どもも安心して落ち着くことができます。お母さん自身もリラックスできる方法を見つけて、実践してみてください。親子で一緒にリラックスする時間を過ごすことで、お互いの絆も深まり、子どもも安心して休み明けを迎えることができるようになります。

まとめ

テンションが上がると落ち着きがなくなるお子さんを穏やかに休み明けを迎えるためには、リセットの時間を持つことが重要です。リセットする時間を設けることで、子どもの気持ちを整え、休み明けをスムーズにスタートさせることができます。また、怒ることは逆効果であり、できることを褒めてあげることが大切です。お子さんが好きなお話やアクティビティを取り入れることで、リラックスした時間を過ごすことができます。

みなさんが良い3学期のスタートを切れるように願っています!

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