朝の支度が遅い子供とのバトルを避ける方法は?自立心を育てよう!

朝の支度が遅い子供とのバトルを避ける方法は?自立心を育てよう! お悩み

朝の支度がスムーズに進まない悩み・・これって多くの親が直面する「朝の支度がスムーズに進まない」という問題。

特に朝の限られた時間の中では、親も疲れを感じやすくなります。では解放されるための方法についてお話しします。

朝の支度が遅れる原因

発達障害やグレーゾーンのお子さんの場合、朝の支度が進まない理由は脳の特性にあります。脳は車のエンジンのように、多くのエネルギーを使って行動を始めます。そのため、やりたくない課題があると、なかなか行動を始められません。また、気が散りやすく集中できないことや、一度に多くの指示を覚えきれないことも原因です。

朝の支度をスムーズにするためのポイント

子どもが喜んで取り組むことを間に挟む

朝は脳のエンジンがかかりにくいので、最初の課題を簡単にし、子どもが喜んで取り組むことを間に挟むと良いでしょう。

声かけでサポート

子どもが行動を始めたときに「もう始めたんだね!」と褒め、行動が終わりそうなときには「もう少しだね!」と声をかけることで、脳のエンジンを再度加速させます。最後までできたら「できたね!」と褒めてあげましょう。

指示を分解する

一度に多くの指示を出すのではなく、「まずご飯を食べよう」「次はトイレに行こう」「次は歯磨きをしようね」と一つずつ指示を出すことで、子どもがスムーズに行動できるようになります。

たくさんの指示は覚えられない

一度に複数の指示を出すと、子どもが混乱し、次に何をすべきか分からなくなることがあります。

「早くしなさい!」

と怒っても効果がないのが、特性を持つ子どもの育児の難しさです。

親がイライラしても、子どもはすぐには対応できません。

そのため、子どもの特性に合わせた効果的な声かけを行い、準備ができるようにする必要があります。

特に年長の親は、小学校に入ってから朝の時間に間に合うかどうかが心配ですよね。

子どもの朝の準備は、今日声かけを変えたからといってすぐにできるようになるわけではありません。

今からしっかりと準備していきましょう!

毎日の朝の準備で悩んでいました

実は私も、娘との朝の時間は保育園の頃、毎日のように戦いでした。

ご飯の準備ができても、なかなか食べ始めない。そして、食べ始めても終わるまでに時間がかかる。

「歯磨きして!」

と言っても、なかなか始めない。

やっと着替えを始めたと思ったら、おもちゃで遊び始める。

この時点で私のイライラが溜まり、出発前にお気に入りの靴下が見つからないと

「いやー!」

と癇癪が始まる。

娘は感覚過敏があり、靴下を履くのが苦手です。

そうなると私もイライラが爆発してしまい、

「いい加減にしなさい!」

と親子で口論になり、イライラしたまま保育園へ送る日々でした。朝の準備でイライラする気持ちはよく分かります。

しかし、今では娘も自分で準備できることが増え、戦いになることはなくなりました。

むしろ、私が娘を待たせてしまうことも多いくらいです。

だから、朝の準備でイライラしているなら、今のうちに対策をして、穏やかな気持ちで新学期を迎えて欲しいと思います。

朝の準備をスムーズにする声かけのポイント

朝の準備をスムーズに進める方法をお伝えしますね!

子どもが喜んでやることを間に挟む

朝はなかなかエンジンがかからないものです。

最初のタスクを簡単にし、子どもが喜んでやることを間に挟むと、スムーズに動けるようになります。

親の声かけでサポートする

子どもの脳はまだ発達途中で、集中力が続かないことがあります。親の声かけでサポートしてあげましょう。

子どもが行動し始めたときに、

「もう始めたんだね!」

と褒め、行動が終わりそうなときに、

「もう少しだね!」

と声をかけ、脳のエンジンを再加速させます。

最後までできたら、

「できたね!」

と褒めてあげましょう。

もし最後までできなかったとしても、できた部分を褒めてあげてください。

指示は分解してあげる

一度に多くの指示を出すと、子どもは覚えられずスムーズに行動できません。

「ご飯を食べたら、トイレに行って、歯磨きしてね!」

ではなく、

「まずご飯を食べよう!」 「次はトイレに行こう!」 「次は歯磨きをしようね!」

と、一つずつ指示を出してみましょう。

まとめ

朝の支度が少しでも自分でできるようになると、子どもは自信を持つようになります。

ホワイトボードにやることを書いておくだけで、子どもが自分で動けるようになるかもしれません。

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